
宇都宮市で一般旅券(パスポート)の申請受付、交付などは、うつのみや表参道スクエア5階の宇都宮市民プラザ内にあるパスポートセンターで手続きできます。
パスポートは、外国へ渡航する日本国民に対して、日本政府が交付する渡航者の国籍と身分を証明する公文書であり、必要があるときには保護・扶助を外国の関係諸官に要請する重要なものです。
パスポートは日本国籍者1人につき1冊のみ交付される身分証明書となり、海外へ渡航する際には必ず必要なものとなります。
宇都宮市パスポートセンターでパスポート取得申請する際の手続き方法について解説したいと思います。
パスポート申請窓口の受付時間
受付時間は土曜日・日曜日、祝日を含む毎日(12月29日から翌年1月3日を除く)午前10時から午後7時となります。
パスポート申請から交付日までの日数
パスポートの申請から交付までの日数は、土曜日・日曜日・祝祭日などの休日を除く6日間です。
但し、12月29・30・31日、1月1・2・3日は年末年始のため休業となっています。
詳しくは、宇都宮市役所ホームページの「今月以降3ヵ月の申請から交付日までの予定カレンダー」をご覧ください。
緊急発給など、一部取り扱えない業務もありますので、イレギュラーなケースは事前に電話で確認してみましょう。
パスポート申請の種類
パスポートを初めて取得する方、期限が切れる前に更新する方、期限が切れた後に更新する方など、申請理由や状況は様々です。
それぞれの申請状況により必要な書類や申請方法なども異なりますので、事前に確認しておきましょう。
●新規申請
初めてパスポートを取得する方、前回取得したパスポートの有効期限が切れてしまった方の申請です。
パスポートは5年用と10年用の2種類があります。
5年用は青いパスポート、10年用は赤いパスポートになります。
●切替新規申請
期間満了まで1年未満になり、新しいパスポートが必要になった方や、査証欄切れによる新規発給する方などで、パスポートの記載事項に変更がない方の申請です。
渡航する国によっては、パスポートの有効期限が6か月以上必要なケースもあります。
その場合、6か月を切っていると入国することができませんので、渡航する国のパスポート残存日数条件は必ず確認しておきましょう。
●訂正申請
氏名や本籍などに変更がある方の申請です。
海外へ渡航する際に利用する飛行機は予約時に名前が必要です。
航空券のアルファベット名とパスポートのアルファベット名が一致しないと飛行機に搭乗できなくなります。
一度予約すると訂正は出来ない為、再予約になり、場合によっては取消料が発生したり、再予約の際、席が取れなくなったりすることもあります。
航空券を予約をする際は、パスポートの氏名訂正前の名前で予約するのか、それとも訂正後の名前で予約するのか、確認したうえで手続きしましょう。
●査証欄の増補申請
査証欄の余白が少なくなった方の申請です。
渡航する国によっては、査証が必要になりますので、査証欄の余白ページが必要となります。
また、査証欄の余白ページ2ページ以上必要な国もありますので、渡航する国の渡航条件は必ず確認しておきましょう。
●紛失(盗難)・損傷してしまったとき
有効なパスポートを紛失(盗難)または損傷した方の申請です。
宇都宮市役所ホームページ パスポート紛失(盗難)・損傷してしまったとき
●代理申請・代理提出
ご本人ではなく、代理人が申請(提出)する場合です。
新たなパスポートの発給を受ける場合は、代理受領が認められません。
必ず申請者(名義人)本人が交付受付時間内に窓口で申請が必要です。
一般旅券発給申請書の記入
●一般旅券発給申請書記入例
●ヘボン式ローマ字一覧表
パスポートの氏名はヘボン式のローマ字となります。
平成30年(2018年)10月1日よりダウンロード申請書が解禁
栃木県内のパスポート申請窓口では、平成30(2018)年10月1日から「ダウンロード申請書」による申請受付を開始することになりました。
これにより、栃木県内全ての市町窓口で、従来の窓口備え付けの申請書に加え、あらかじめインターネット上でダウンロードして作成した申請書が使用できるようになります。
ダウンロード申請書の詳細及び申請書のダウンロード方法等については、外務省のホームページで確認することができます。
パスポート申請に必要な書類や手数料
●一般旅券発給申請書
一般旅券発給申請書を記入して提出が必要となります。
申請書は5年用(A4サイズで上縁部が水色)と10年用(A4サイズで上縁部が赤色)から選んで、必ず申請者本人が記入します。
申請書は旅券窓口にも用意されておりますので、ここでも記入できます。
申請者が未成年者や成年被後見人の場合は、申請書裏面の「法定代理人署名」に親権者や後見人の署名が必要です。
また、申請者が文字を書くことが困難な場合( 乳幼児や身体障害者の方)は、親権者や後見人が代筆します。
申請書は機械で読み取りますので、折ったり汚したりすると使用できなくなりますので、取り扱いに注意しましょう。
●戸籍謄本または戸籍抄本
本籍地の市町村で6ヶ月以内に発行された戸籍謄本または戸籍抄本が必要となります。
戸籍謄本または戸籍抄本は本籍地の市町村で取得が必要です。
宇都宮市パスポートセンター隣に併設するバンバ出張所でも取得することができます。
バンバ出張所の受付時間は、午前10時から午後7時です。
●パスポート用写真
パスポート用写真1枚必要となります。
写真の条件は以下となります。
・縦4.5cm×横3.5cm(カラーまたは白黒)
・申請者本人のみが撮影されたもの
・申請日前6ヶ月以内に撮影されたもの
・縁なし、正面向き、無帽、無背景で、以下の規格を満たすもの
写真の裏面に氏名を記入し、申請書に貼らずに提出します。
●本人確認のための書類
運転免許証や個人番号カード、写真付き住民基本台帳カードなどの本人確認書類が必要となります。
提出書類によっては2点必要となります。
詳しくは栃木県庁のホームページをご覧ください。
・必ず有効なもの、原本を提出すること。
・書類の記載内容(氏名、ふりがな、生年月日、現住所等)は、申請書に記入した内容と一致していること。
●住民票
栃木県内に住民登録をしている方は、住民票は不要ですが、居所申請で県内に住民登録をしていない方は、住民票が必要です。
パスポート受け取り手数料
パスポートを受け取る際に、収入印紙と栃木県収入証紙として手数料を納めます。
●パスポート発給手数料一覧
申請の種類 | 収入印紙 | 栃木県収入証紙 |
10年間有効 新規発給申請、切替新規申請、訂正新規申請 |
14,000円 | 2,000円 |
5年間有効(申請時12歳以上) 新規発給申請、切替新規申請、訂正新規申請 |
9,000円 | 2,000円 |
5年間有効(申請時12歳未満) 新規発給申請、切替新規申請、訂正新規申請 |
4,000円 | 2,000円 |
記載事項変更申請 | 4,000円 | 2,000円 |
査証欄の増補申請 | 2,000円 | 500円 |
パスポートセンターには収入印紙と栃木県収入証紙(セット販売)の自動販売機が設置してあります。
パスポート申請できる対象者
宇都宮市パスポートセンターで申請のできる方は、原則宇都宮市内に住民登録をしている方のみとなります。
但し、下記に該当する方は、一定の条件を満たせば申請できる場合がありますので、宇都宮市パスポートセンターに電話で確認するようにしてください。
・栃木県外に住民登録をしており、継続的に市内に住んでいる(居所がある)学生
・栃木県外に住民登録をしており、継続的に市内に住んでいる(居所がある)単身赴任・長期出張者
・国内に住民登録をしていない一時帰国の方で、居所が市内にある方
栃木県内に住民登録している方は、住民登録地での申請となります。
また、下記に該当する方も事前に確認事項がありますので、宇都宮市パスポートセンターに電話で確認するようにしてください。
・外国人との身分関係がある方などで、戸籍上の外国式の氏名について、ヘボン式によらない表記を希望する方
・前回申請をしてパスポートを受け取らなかった方
詳細データ
施設名 | 宇都宮市パスポートセンター |
開館時間 | 10:00~19:00 |
休館日 | 年末年始(12月29日~1月3日まで) |
住所 | 〒320-0026 栃木県宇都宮市馬場通り4丁目1番1号 うつのみや表参道スクエア5階 宇都宮市民プラザ内 |
地図 | |
アクセス | 宇都宮駅西口からバスで5分、 関東自動車バス「馬場町二荒山神社前」下車、 市内循環線(きぶな)「うつのみや二荒山神社下」下車、 JRバス「馬場町」、東野バス「二荒山前」下車、 宇都宮駅西口から徒歩15分、 東武宇都宮駅より徒歩15分 |
駐車場 | 有り 300台(有料) |
TEL | 028-616-1544 |