平成も残り1年を切りました。

平成最後の年となるのが平成31年(2019年)。

新年号(新元号)について、気になってきている方も多いのではないでしょうか?

私もこの機にどのように新年号(新元号)が決まるのか色々と調べてみました。

気になる新年号(新元号)候補と発表時期を調べてまとめました。

元号の決め方

元号の決め方は1979年に制定された「元号法」に基づいて決められます。

元号法

1.元号は政令で決める。

2.元号は、皇位の継承があった場合に限り改める。

 

Q.江戸時代はやたらと元号が多いのは何故?

A.江戸時代までは天災や景気によって何度も改元されていました。

慶応に入ってから「天皇一代の間は元号は一つ」と定められました。

 

元号が決まるまでの流れ

1.首相が専門家ら数人に「2~5個ずつの原案」を考えるように要請。

2.首相の指示で官房長官が数個の「原案」を選定。

3.官房長官が様々な分野の有識者を集めた懇談会を開催し原案について意見を聞く。

4.衆参両院の議長・副議長に「原案」について意見を聞く。

5.閣議で新元号を決定

 

元号選定の条件

1.国民の理想としてふさわしいような意味を持つ

2.典拠・出典がしっかりしてあること

3.漢字2文字

4.書きやすい、読みやすい、1文字あたり15画まで

5.これまで元号に用いられたものではない

6.一般的に地名などに使用されていないもの

 

「平成」はどうやって決まったのか?

1.政府が中国・日本文学の研究第一人者に新元号候補考案を依頼。

2.新元号は「俗用されていないもの」という政府の方針があり、候補として挙がってきた元号をチェックします。

・地名に使われていないか?
・企業名に使われていないか?
・店名に使われていないか?

様々な視点からあらゆる名称を調べる作業がありました。

現在であれば、インタネットを使って調べることが出来ますが、インターネットが普及していない1980年代です。

新元号発表前の作業となる為、限らた少人数メンバーだけで行わなければなりません。

しかも、昭和天皇が崩御されてからのことでしたので、短期間の作業ですので、とても大変だったことでしょう。

そんな気の長くなる作業の結果、3つの新元号候補が残りました。

・「平成」

・「正化」

・「修文」

 

Q.3つの案からどうやって絞ったのか?

頭文字のアルファベットがM(明治)とT(大正)、S(昭和)ではないアルファベットになること。

「正化」、「修文」のアルファベットの頭文字は共にSです。

書類などの生年月日覧にはM(明治)、T(大正)、S(昭和)となっており、Sは昭和のSと略されていることから、「正化」又は「修文」となると、Sが3つ並んでしまうことになります。

そこで、これまでの元号とは被らないHを用いた「平成」がいいのではと意見が挙がり、「平成」が決まりました。

 

「平成」幕開け後にあった出来事

「平成」が施行されたのは1989年1月8日。

平成幕開け後に、ちょっとした問題点が浮上してきました。

 

岐阜県に平成村があることが発覚

新元号「平成」を発表した後に岐阜県の小字で「平成」(へなり)という地名があることが発覚。

当時はメディアの取材が殺到し、大勢の観光客も押し寄せました。

その後「へなり」は新元号に合わせて呼び名も「へいせい」に統一されました。

 

平成の発表は当時の竹下首相がやるべきだった・・?

「新しい元号は『平成』であります」のフレーズと共に墨で書かれた「平成」の2文字を掲げた小渕恵三官房長官(当時)。

あれから「平成おじさん」と呼ばれるようになりました。

当時の総理大臣であった竹下登首相は、「あれは自分がやるべきだった・・」というようなことを語られています。

そうなると、次の新元号の発表は現総理大臣の安部首相とうことになるのでしょうか?

 

次の新元号の予想

候補となる元号は既にいくつかに絞られているようです。

予想される新元号について考えてみましょう。

候補となる新元号は、

1.頭文字がマ行・タ行・サ行・ハ行以外?

2.過去の元号候補から選ばれる可能性も?

過去に採用された元号は247個ありますが、その陰に選ばれなかった元号候補から選ばれることもあります。

過去に挙がった主な元号候補

・嘉徳(かとく) 40回
・寛案(かんあん) 33回
・建正(けんしょう) 26回
・大応(だいおう) 24回
・文承(ぶんしょう) 20回

「平成」も明治の一つ前の「慶応」の時にも候補として挙がっていました。

「明治」や「大正」も何度も候補として挙がっていました。

3.「新元号は過去の元号から1文字」+「候補となっているがまだ採用されていない漢字」になる可能性も?

過去2度の例を見ると「平成」と「昭和」は「新元号は過去の元号から1文字」+「候補となっているがまだ採用されていない漢字」の組み合わせとなっております。

●平成までに使われた漢字
永 29回
元・天 27回
治 21回
応 20回
正・長・文・ 19回
安 17回
延・歴 16回
寛・徳・保 15回
承 14回
仁 13回
嘉・ 12回
康・宝 10回
久・慶・建 9回
享・弘・貞 8回
明・禄 7回
大 6回
亀 5回
寿・万 4回
化・観・喜・神・政・中・養 3回
雲・護 2回
吉・興・授・・祥・・武・福など 1回

●まだ使われていない漢字
開・紀・啓・恵・功・清など 105文字

 

新元号の発表はいつ?

来年の2019年の5月1日から新元号となることが決まっております。

遅くとも1か月前には発表されると言われております。

2019年4月30日の天皇陛下の退位や即位日などが祝日や休日になるか未定なため、カレンダーを製作する印刷業者さんにとっては大変です。

 

2019年のカレンダーはどうなる?

カレンダーについては、新元号が発表前に制作しなければならない為、5月以降の元号は『新元号元年』と表記すると予想されます。

このような記載のカレンダーが制作されるなると、いずれ貴重なカレンダーとなってくることでしょう。

 

平成最後の思い出の品『さよなら「平成」ステーショナリーBOOK』

平成最後の思い出として、宝島から販売されている『さよなら「平成」ステーショナリーBOOK』が話題となっています。

中身は「平成」の思い出に浸れる4点セットと「平成」を振り返るミニBOOKがセットとなっています。

 

栃木県内の「平成」にちなんだ自治会、道路などはそのまま定着か?

「平成」の名を冠する県内の町や道路、公的施設は、日本中多くあります。

その一つに日光市木和田島地区には平成元年の1989年4月に発足した「平成町自治会」があります。

地区内の世帯数が急増し、分区して生まれた平成町は正式な地名でなく、住民アンケートで決まったそうです。

住民にとっては30年間愛着ある町であり、改元しても大切にしていきたい思いが強いようです。

栃木県内は他にも茂木町に「平成自治会」があります。

 

新年号発表後には宇都宮市内に新元号の通りも

通りで注目すると、宇都宮市には「平成通り」があります。

宇都宮市滝谷町から東簗瀬までの市道と県道を合わせた約3.6kmで、市の東西を結ぶ幹線道路として利用されています。

「平成通り」は平成元年12月に開通しました。

市民にとっても定着した道路名であり、西原地区には「昭和通り」もあることから、いずれ新元号の通りもどこかにできる可能性があります。

 

 

平成最後の年で、新元号まで残り9カ月を切りました。

新元号ベビーを狙っているパパママもいることでしょう。

今後も新元号の話題は更に盛り上がりそうです。

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