市街地が平坦で自転車に適した環境の宇都宮。
通勤手段としてスポーツバイクを利用する方や、仲間同士でポタリングする方も増えてきています。
宇都宮ではレンタサイクルでロードバイクをレンタルすることができます。
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今回は、宇都宮でサイクリングする際、おすすめのサイクリングコースを初級・中級・上級と分けてご紹介します。
初級サイクリングコース
普段サイクリングしない方が遠出すると体力的にきつく感じることもありますので、宇都宮市内を巡るコースがおすすめです。
宇都宮市内の観光名所を巡るには自転車で周るのにちょうよい広さです。
初心者の方が遠出してしまうと、体力的な問題の他に、パンクへの対応ができないため、おすすめできません。
ロードバイクのタイヤは通常の自転車よりチューブの幅が細く、一般の自転車屋さんでは修理できないケースもあるようです。
●走れば愉快ルート
宮サイクルステーション⇒(5分)⇒うつのみや妖精ミュージアム⇒(5分)⇒宮カフェ⇒(3分)⇒来らっせ⇒(6分)⇒スカイブリッジ遊歩道⇒(5分)⇒宇都宮駅東公園のいちょう並木⇒(3分)⇒奈坪川のポプラ並木⇒(10分)⇒旧篠原家住宅⇒(1分)⇒宮サイクルステーション
●歴史が愉快ルート
東武宇都宮駅⇒(1分)⇒カトリック松が峰教会⇒(1分)⇒旭町の大いちょう⇒(3分)⇒宇都宮城址公園⇒(3分)⇒二荒山神社⇒(9分)⇒六道の古いまちなみ⇒(10分)⇒蒲生君平勅旌の碑⇒(3分)⇒英巌寺イヌヅケ⇒(10分)⇒東武宇都宮駅
●自然が愉快ルート
宮サイクルステーション⇒(3分)⇒田川の遊歩道⇒(5分)⇒トチノキ並木⇒(15分)⇒県立博物館⇒(4分)⇒なかよし通り(遊歩道)⇒(6分)⇒宇都宮高校旧本館⇒(7分)⇒市立図書館前のいちょう並木⇒(5分)⇒新川の桜並木⇒(5分)⇒宇都宮城址公園⇒(10分)⇒スカイブリッジ遊歩道⇒(5分)⇒宇都宮駅東公園のいちょう並木⇒(3分)⇒奈坪川のポプラの並木遊歩道⇒(10分)⇒宮サイクルステーション
中級サイクリングコース
中級者の方には下記の2コースがおすすめです。
●ジャパンカップコース
距離:10.3km
最大標高差:185m
想定所用時間:約40分
ルートラボでジャパンカップコースをチェック
🚲自転車の聖地、アジア最高峰のコースに挑戦
憧れのジャパンカップのコース。
宇都宮駅からジャパンカップのレース舞台となる宇都宮市森林公園まで。
田野町交差点からコースに入り、スタートとフィニッシュ地点のサイクリングターミナルまでゆっくり走ります。
序盤から上り坂が続き、想像より厳しいです。
山頂を目指す標高差185mの古賀志林道の上り坂は、足をつかずに上るのが精一杯です。
何とか上り切った後は一気に下り坂。
コーナーが多いので、スピードを抑えながら下っていきます。
フィニッシュまで最後のアップダウンを走り、ゴール。
世界の選手たちと同じコースを走った後の気分は最高でしょう。
帰りは大谷や道の駅うつのみやろまんちっく村へ立ち寄ることもできます。
●古峰原街道ルート
距離:87km
最大標高差:577m
想定所用時間:約5時間30分
ルートラボで古峰原街道ルートをチェック
🚲古峰神社を目指そう
初めてのロングライドにおすすめなのが、鹿沼の古峰神社を目指すコース。
大谷街道(県道70号)に入り、ジャパンコースを抜け、JR日光線を超えて鹿沼方面へ。
黒川沿いのなだらかな上り坂を走っていると、大きな一の鳥居。
その先、神社までの坂道はきつく、覚悟が必要。
何とか登り切ると、古峰神社に到着。
素晴らしい景色が出迎えてくれます。
神社で交通安全を祈願し、しばし境内の甘味処で休憩。
帰りは古峰原街道をゆっくりと大芦川沿いに下っていく。
きれいな景観を楽しむ余裕も出てきて、自転車ならではの爽やかな風とともに疾走。
途中、ニラそばでランチをとり、JR宇都宮駅へと戻ります。
上級サイクリングコース
上級者の方には下記の2コースがおすすめです。
●龍王峡~霧降高原ルート
距離:128.7Km
最大標高差:1327m
想定所用時間:約8時間
ルートラボで龍王峡~霧降高原ルートをチェック
🚲標高差1300mに体力と気力で挑戦
JR宇都宮駅から市街地を抜け、山田側サイクリングロードを通ります。
船生街道(県道77号)に入り、田園風景を楽しみながら鬼怒川方面へ。
途中、道の駅湧水の郷しおやで休憩。
ここまでは信号も少なく、比較的走りやすいです。
なだらかな上り坂を走り、鬼怒川温泉を眺めながら龍王峡に到着。
岩石と清流の絶景を望みながらひと呼吸。
小網大橋を渡り、川治ダムを過ぎると987mの田茂トンネル。
八汐大橋を過ぎた辺りから、上り坂やカーブがハードになってきます。
このルート最大の難所です。
やがて、広々とした大笹牧場が目に入ってきます。
大自然の中で、ソフトクリームを味わい、レストハウスでエネルギーチャージ。
山を上り切ると霧降高原キスゲ平園地。
絶景を楽しんだら、気を引き締めて急カーブの下り坂。
日光からは走りやすい道が続きますが、鞍掛峠の上り坂が最後の踏ん張りどころです。
道の駅うつのみやろまちっく村を抜けて、一路、JR宇都宮駅へ。
●世界遺産周遊ルート
距離:96.7km
最大標高差:725m
想定所用時間:約6時間
ルートラボで世界遺産周遊ルートをチェック
🚲世界遺産の地、日光をめぐる旅
JR宇都宮駅をスタートして大谷街道(県道70号)を走り、ジャパンカップコースを抜け、JR日光線を超えて道なりに走ります。
長い畑川沿いはのどかな田園風景が広がり、走りやすい1本道。
やがて、なだらかな上り坂に入ります。
県道14号の細い道に入り、さらに上りが続きますが、ゴルフ場を過ぎれば日光市内までもう少し。
JRや東武日光駅周辺で一休みします。
日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺と世界遺産二社一寺のパワーに触れ、日光連山を望みながら清滝ICを抜けると、くねくねした上り坂や森の中のハードな下り坂が続く。
黒川神社までは注意して走りたい。
その先は、森と川の間をなだらかに下っていきます。
とても心地よい川沿いの風を感じながら、JR宇都宮駅へと戻ります。
サイクリングや道案内などのルートチェックにおすすめの「ルートラボ」
サイクリングのルート作成にはYahoo!が提供するウェブサービスの「ルートラボ」が便利です。
①コースの地図
②コースの起伏の断面図
③コースの距離・獲得標高・勾配
サイクリングに必要な情報をチェックすることができます。
Googleマップも使いやすいですが、獲得標高や勾配といった情報もあるとコースの難易度が把握しやすいのでおすすめです。